尻を巨大なオブジェに仕立てたビル・ブラント酷似作品をはじめ、まだ20代だった篠山紀信のキレキレ具合が伝わる、非エロアートヌードフォトの金字塔。
麻生れい子、江波杏子、大山デブ子、春川ますみ、丸山明宏、黒柳徹子、コシノジュンコ等、アート〜ファション〜アングラを行き来するディレクション(山岸章二)にこの時代ならではのカオスを感じる。三島由紀夫による辛気臭い「篠山紀信論」も味わい深い。
出版社: 毎日新聞社
発行年:1968
サイズ:365×257mm
状態:表紙ヤケ、汚れ、ページ折れ少々、めくりジワ、最終ページに一部破れ、経年を考えれば概ね美品の状態です。