
アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドの先住民、シネコック・インディアンと鯨の物語を訪ねた旅の記録。
かつてロングアイランドの近海ではたびたび鯨が見られていたが、一時代に盛んだった捕鯨活動や船舶の往来により長い間姿を消していたという。近年、ふたたび鯨が現れるようになったこの島の海で、人と鯨はどのような物語を編んでいるのだろうか。
海外小説のような筆致で綴られる、読みやすく、読み応えのある文章。
日英バイリンガル仕様
|目次|
- ロングアイランド
- 鯨を呼ぶ人
- 鯨が浜に寄るとき
- 鯨の贈り物
- 誰もが小さなパズルのピースを持っている
- 鯨のメッセージ
- パウワウ