
すべてが「ネタ」化する日常。なぜ、芸人が「現代の象徴」になっているのか?2020年、お笑い界に巻き起こった「地殻変動」とは。
第1章では、2019年夏にnoteで大反響を引き起こした批評文、「松本人志についてのノート」を軸に、松本の「わからなさ」と笑いの深層に迫っていく。一方で対極的なあり方をしているビートたけし/北野武について
「芸能界の王様と道化」を一人二役的に演じてきた状況に吹き込む虚無的な風の行方を探る。芸能の臨界点はどこにあるのか。
第2章では、九龍ジョー氏、マキタスポーツ氏・矢野利裕氏、西森路代氏との対談により、さらに現代のお笑いや芸能界の実情をより複眼的・立体的に思考