音楽家でアーティストのJIROXこと、故・今井次郎の作品集。
2012年、自宅と入院中での食事を小動物やおじさんや可愛いものたちにつくりかえ、タブレットのカメラで記録した写真の一部を時系列にまとめました。闘病の日々の食事の記録であり、JIROX唯一の作品集です。
今井次郎
1952年、東京生まれのミュージシャン、パフォーマー、造形作家。
2012年11月、悪性リンパ腫により逝去。
音楽家としては、PUNGO、コクシネルなど、80年初頭の伝説的なバンドに参加。以降、複数のバンド、ユニットでの音楽活動を続けた。
JIROX名義で、日用品や廃棄物で立体や動く作品、絵画、
人形を制作、その作品たちを引き連れ、都内のところどころでパフォーマンスを繰り広げた。ドールズショーの演者でもあり、劇団にも多数参加した。
亡くなる直前には、ポポタムで個展を開催。
会期中は毎日のように、テニスコーツ、壊れかけのテープレコーダーズ、マコメロジー、石川浩司、水中それは苦しいのジョニー大蔵大臣らと演奏し、
昼間はドールズショーを披露していた。
仕様:148㎜×210㎜、平綴じ
本文カラー124ページ
カバーを広げるとA2変形(420㎜×520㎜)のポスターになります。
装丁: 横山雄 英語併記 500部限定