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大邱(テグ)の夜、ソウルの夜 / ソン アラム 著 吉良 佳奈江 翻訳 町山 広美 解説

1,980円

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ソウルで奔放に育ったはずのホンヨン。 家父長制が根強く残る大邱(テグ)からの脱出を試みるコンジュ。 ふたりの女の乾いた涙の跡にうつしだされる「友情」の物語。 韓国の人気漫画家ソン・アラムの代表作を『韓国が嫌いで』の訳者、吉良佳奈江が全訳。 東京・下北沢でグラフィックノベル専門書店「BSEアーカイブ」を主宰する町山広美のコラムを収録。 韓国第3の都市、大邱からの脱出を試みるエディター志望のコンジュ。ソウル育ちのイラストレーター、ホンヨンは「男なんてもうまっぴら」のはずだった−。女たちの友情を描いた韓国の漫画家ソン・アラムの作品を日本語訳。 帯文:「家を出よう、女たち。たとえまた帰る日があるとしてもー。この勝ち負けのない戦い、迷いと充足の物語が漫画という形で表現されたことを、同じ仕事をするものとしてありがたく誇らしく思います。」近藤ようこ(漫画家) 〇著者紹介 ソン アラム :1981年ソウル生まれ。漫画家。 高卒認定試験を経て法学部に進むも学外でのマンガ講座に熱中し、卒業後は漫画家への道を歩き始めた。 2007年から自伝的な漫画を描く。 2013年に「大邱の夜、ソウルの夜」の第1部となる「大邱の夜」を発表。代表作に「자꾸 생각나(何度も思い出す)」(ミメシス、2015)などがある。本書は作家にとって初めての日本語版。 吉良 佳奈江 :1971年静岡県生まれ。 東京外国語大学日本語学科、朝鮮語学科卒。 おもな翻訳に『韓国が嫌いで』(ころから)、『二度の自画像』(東京外国語大学出版会)、『退社』(たべるのがおそい第7号所収)などがある。 町山 広美 :1964年東京都生まれ。放送作家、コラムニスト。 東京・下北沢のグラフィックノベルを中心に扱う新刊・古書店「BSEアーカイブ」主宰。 〇出版社: ころから 〇B5変形、並製、176ページ 〇ISBN:978-4-907239-59-6 〇 KGB  韓国グラフィックノベル:ころからとBSEアーカイブの協働によって刊行されるアジアルーツの作家を中心としたグラフィックノベルのレーベル。

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