デジタルテクノロジーによって建築産業の変革を目指す設計集団「VUILD」のCEO秋吉浩気(1988年生まれ)による初の単著。建築・ものづくりを、現在大きく変化する〈社会〉〈産業〉〈経済〉〈流通〉〈職能〉〈設計〉の6つの基底から捉えなおし、新たな価値観を提示する1冊。建築の内外に向け、建築の力を通して社会的インパクトをもたらす指針を示す野心的な内容。
目次
1章
変わる社会──ソーシャルインパクト論
2章
変わる産業──デジタルファブリケーション論
3章
変わる経済──ポストキャピタリズム論
4章
変わる流通──デジタルヴァナキュラー論
5章
変わる職能──メタアーキテクト論
6章
変わる設計──ビルドデザイン論
I 建築以前
II 建築未満
III 建築以降