







※第3版は、タイトルの色が蛍光イエローになっています
ポーランド出身の写真家パヴェウ・ヤシュチュクが2008年から2010年の間に酔っ払って路上で寝込むサラリーマンを撮影したシリーズ。当時パヴェウは日本に住んでいて、深夜の1時から4時の間に自転車で街中を回って撮影していた。大量に撮影したものから、不思議な体勢で寝るスーツ姿のサラリーマンのイメージのみをセレクトし、彼らをファッションスナップのモデルとして見せかけ、高級ファッションを意味する「HIGH FASHION」というタイトルで写真集をファッション雑誌のように仕上げた。この作品は飲み過ぎることに対する批判ではなく、最初は綺麗なスーツを着ているサラリーマンと汚い路上との対比に惹きつけられたという。