




今号のテーマは「モザイク」。さまざまな問題意識を持って社会に対峙している写真家の眼差しを通して、モザイク画のように現代社会を描く、という試み。巻頭は、身体を模した手縫いのオブジェ作品を身にまとったセルフポートレイトなど、多彩な表現で活躍する現代アーティスト、片山真理をフィーチャー。
【Contents】
[口絵]
片山真理 Mari Katayama
須藤絢乃 Ayano Sudo
西野壮平 Nishino Sohei
野村佐紀子 Sakiko Nomura
梁丞佑 Yang Seungwoo
レスリー・キー Leslie Kee
石内都 Miyako Ishiuchi
古屋誠一 Seiichi Furuya
打林俊「曖昧 me mind ― 現代日本写真に見る自我と関係性をめぐって」
宇佐美雅浩/苅部太郎/菊地智子/千賀健史
千葉桜洋/殿村任香/七菜乃
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[CURRENT REVIEW]
飯沢耕太郎
小原真史「見られる身体/見る身体 -博覧会におけるまなざしの交叉」
冨山由紀子「銀色夏生試論:『少女』と『少年』の領域」
藤木TDC「AVモザイク修整の歴史」
調文明「日本の写真賞の現在」
[INTERVIEW]
モレイラ・サレス・インスティテュート現代写真部門長
チアゴ・ノゲイラ(聞き手=速水惟広)
古屋誠一×小林紀晴
「古屋誠一、10年の空白を経て、再び。」
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[ESSAY]
岩根 愛
大澤紗蓉子
カレー沢薫
小林美香
末井 昭
中村紋子
那和秀峻
RHYMESTER宇多丸
Jörg Colberg
鳥原学