幼稚園~小学校での9年間の筆談生活、家出、エロ本編集、自費出版持ち込み、かなしい仕事、むなしい仕事、古本屋店長、書店修業、勢いだけのガケ書房創業、さまざまな個性的人物との出会い、経営のしんどさ、ホホホ座という光、コロナ直前の最悪年、ショック療法としてのコロナ禍。
マンガを読むようなスピードで読み進められる文体。増補ページ(書き下ろし3篇+単行本刊行時の特典冊子原稿も完全収録)ありの完全版。
文庫版は、単行本収録のカラー写真はなくなりますが、モノクロ写真の点数が増え、その中身も未発表写真にほぼ変わっています。
書店を始めたい人、現在経営中の人、何かを作りたい人、自分のやり方を探っている方におすすめの失敗とアイデアのエッセイ。
解説:島田潤一郎(夏葉社)
帯文:武田砂鉄
デザイン:立花文穂