
名古屋でマイペースに活動を続ける「しょうにゅうどう」の10年目にして初のアルバム。5年に渡り、スタジオ・ギャラリー・自宅・公民館といろいろな場所で録音。紆余曲折を経て、ようやく一枚になった記録物。白と黒、右と左、明と暗、矛盾する心の揺れが、分け隔てることなく内包されたまま音になったような音楽。コントラバス・ギター・スネア・シンバル・グロッケン・木琴・鳴り物など、それぞれ楽器を演奏しながら、二人で歌う。
特殊なアートワークジャケット作の多いcoup(クー)レーベルによる装丁デザインは、手触り・色などモノとして手元に持っておきたい一枚に仕上がっています。二つ折り紙ジャケットの表と裏には北林研二氏による版画絵が一面に広がり、歌詞カードとCDの入っているポケットを覗けば、鍾乳洞のイラスト。その中でしょうにゅうどうのメンバーが踊っています。
全12曲約45分収録
・トラックリスト:
1.死ぬかと思った
2.首飾り
3.春の味
4.赤い花 青い街
5.サドの娘さん
6.ずれる
7. ロドリゴ
8.山の日の鍾乳洞
9.しょうにゅうどうのテーマ
~暗闇へおいでよ~
10.右左
11.君を見ている
12.歌でもうたえば
・プロフィール:
河合愼五と西本さゆりによる二人組。
名古屋を中心に演奏活動、岐阜県在住。
それぞれカタリカタリ、Ettとして活動する中で知り合ってから幾年月、企画バンドとして2012年に結成。
気が付けば10年、歩調を合わせて活動中。二人だけど楽器は多め、移動の車はいつもぱんぱん。
各々が自作又は共作した日本語の歌を、生楽器の演奏と男女混声のハーモニーで奏でる。
河合愼五:
うた・コントラバス・ギター 担当
ほとんど「やってみてから考える」自称マルチプレイヤー(ドラム除く)。
他に、「カタリカタリ」「百景借景」で演奏活動中。
西本さゆり:
うた・スネアとシンバル・グロッケン・木琴・鳴り物 担当
ギタリスト渓氏との「Ett」、ピアニストであり捏造伝統芸龜樂四代目 西尾賢氏との「ズビズバー」であちこち演奏活動中。
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