









見ることの可能性とともに、写真の根源が光りだす、かつてない写真エッセイ。独自の視点で、写真についての著作も話題を呼ぶ大竹昭子の最新刊。「一枚の写真を見るとは、どんなことなんだろう?」ーー36名の写真作品が飾られた「迷走写真館」を通して、見ることの可能性を自在に掘り下げる。写真作品には作家名が付されておらず、写真そのものをつぶさに眺め、大いに想像し、言葉を紡ぎだす……写真はどこまでも視覚の、そして思索の探検へと誘う。
<迷走写真館出展作家> 荒木経惟、 池本喜巳、 井津建郎、井上孝治、 猪瀬光、 植田正治、 小栗昌子、 尾仲浩二、小畑雄嗣、 川口和之、 鬼海弘雄、 菊池東太、 笹本恒子、 佐藤時啓、 沢渡朔、 須田一政、 武田花、 田中長徳、 土田ヒロミ、 中藤毅彦、 楢橋朝子、 西村多美子、 花代、 深瀬昌久、普後均、 宮嶋康彦、 村越としや、 元田敬三、 本橋成一、 本山周平、 森山大道、 山縣勉、 山田脩二、 ロベール・ドアノー、 渡辺克巳、 渡辺眸