
一般的な書店訪問エッセイとは一線を画し、「店舗の様子」や「店主からの一言」をきっかけに「文献調査」に重きをおき、その書店の来歴を書き残していく、その独特のスタイルはまさに「本屋の周辺」。掲載店舗は「Ⅰ」の半分の八店舗ですが、総ページ数は増えており、より調査部分が充実。
すでに無くなった書店を文献調査で浮かび上がらせる「Ⅰ」収録の「洲之内徹の古本屋」に連なるものとして、今回は「[資料調査]大街道の古本屋 松菊堂書店(松山)」を収録。店舗の来歴だけではなく、関連事業の喫茶や出版事業も網羅。図版や資料も大量に収録した充実の第二弾。
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(訪問したお店)
弘南堂書店(札幌)
ブックスパーチ(鹿児島)
松信堂書店(松本)
其中堂(京都)
郁文堂書店(山形)
書肆朝陽館(長野)
ちくさ正文館(千種)
[資料調査]大街道の古本屋 松菊堂書店(松山)