
特集テーマは「まちを歩く。地域をつなぐ。」。
まち歩きに焦点をあて、まち歩きを楽しむ視点や、まちの人やその地域の背景とつながるためのポイントも紹介。さらに「考現学」や「路上観察学」のまわりを分析し、まち歩きの歴史をさかのぼる。取材先は、愛知・南知多にある「漁師が長靴で入れる」イタリア料理店、文化がごちゃ混ぜな京都・西舞鶴にあるまちやど、まちの「B面」をつくる市役所職員、アーティストが営む港町のたこ焼き屋など、全国で自分と、そして自分の身を置く地域が楽しくなるように活動している人たちを訪ねた。また、今年五島列島に拠点を移した『nice things. 』編集長の谷合貢や、料理研究家・土井善晴に地域への向き合い方について話をうかがう。『ほどよい量をつくる』の甲斐かおりさんからの寄稿も。