やさしさ、とはなんだろう。ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。やさしかったせかいの記憶と、やさしくできなかったせかいがほんとうはどんなせかいでありたかったのかの告白をのこしておくために、書き下ろした31の掌篇
著者|関根 愛(せきね めぐみ)
十年間の俳優生活のち、日常を文章と映像で綴る。
芸術祭での映像インスタレーションや「ひとりで食べる」パフォーマンスの発表、子どもむけの本づくりワークショップなども開催。
現在公開中のものに、映像日記「鎌倉の小さな台所から」、連載エッセイ「回復の食卓記」がある。
上智大学英語学科卒。鎌倉在住。