小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の"ストーリーテラー”が、1975年に発表した欧州の移民労働者について語ったノンフィクション。新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」が待望の初訳。『イメージ:視覚とメディア』『見るということ』(ちくま学芸文庫)など批評家として日本では有名であり、スーザン・ソンタグ、レベッカ・ソルニット、キム・ソヨンらが影響を受けたと公言する作家自らが最重要作と語る1冊。
本書の系譜、関連書籍などをまとめた小冊子が付いてきます。