松浦弥太郎編集長による食を中心にした生活提案誌９号。ワタナベマキ、井川直子、谷山彩子、ルーシー・フラン・ド・フェリエール、マリー・ヴィリョエン、野地秩嘉らが登場 ＜目次＞ 02 Special たのしくておいしい夏のごちそう by ワタナベマキ 03 Column この土地のチーズであること by 井川直子 18 Cooking おいしくて楽しい料理をあなたへ by 谷山彩子 イタリア風クロックムッシュ、ポテトガレット 他 30 Essay 34 Lifestyle 故郷への想いをケーキにこめて by ルーシー・フラン・ド・フェリエール 42 Essay ニューヨークで居場所を見つけたケーキ 46 Travelogue 自然が教えてくれたこと by マリー・ヴィリョエン 52 Essay 大都会で生きる植物たちに魅せられて 京味、夏のごちそう by 野地秩嘉 編集長より 自分のできる範囲で。 手のひらに、 そう指で書いてみてください。 暮らしというのは、 自分のできる範囲という 小さな世界のこと。 どうかあなたの小さな世界を 大切にしてください。 そのためには、 楽しくなりすぎないように。 うつくしくなりすぎないように。 豊かになりすぎないように。 あれもよい、これもよいとよくばらず。 料理も家事も仕事も、 自分のできる範囲でこころ楽しみましょう。 そうしてうまれるよろこび。 よろこびとは発見。 なにがみつかるのでしょう。 この号では、 よろこびから広がるものを探しました。 松浦弥太郎