『ユリイカ』による現代詩の新人賞を受賞し、イラスト、デザイン、詩、小説、漫画、自費出版など無尽蔵に活躍するのもとしゅうへいによるエッセイ集。コロナ禍であった2022年。大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住み、町の図書館でバイトし、畑を耕しながら制作活動を行ってきた日々の些細な生活の記録。都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じたことを綴り、随所に描き下ろしの４コマ漫画や挿絵が登場。装丁も自ら手掛けた意欲作。