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<CD>(紙ジャケ帯付き)営業中 / 前野健太

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日常を抱きしめるために歌があってもいい。 前野健太 2 年ぶり8作目のオリジナルアルバム『営業中』 マエケンの真髄がそこかしこに滴る、珠玉の作品の完成!シンガーソングライター前野健太8作目のオリジナルアルバム。前作『ワイチャイ』のバンドサウンドから、今作はよりシンプルな歌をメインに構成されている。完全1人多重録音アルバムとしては、2ndアルバム『さみしいだけ』(2009) 以来15年ぶりとなる。 演奏、録音、アレンジすべて1人で行っているが、昨今のDTMerのような器用さはなく、無骨な“歌”が並ぶ。ギターを軸にした歌、シンセサイザー、ピアノを軸とした歌、ほぼ語りのような歌…。しかしここに前野健太の真髄が宿る。 街を歩いて歌を拾ってきた前野が、その軌跡を辿るように、音と言葉を紡いで風景を甦らせようとする旅のようなアルバムでもある。 心が動いた風景、情景を、スケッチ、あるいは写真を撮るように、淡々と記録していく。花、人間、蝉、祭り。喫茶店でうたた寝する店のママ、居酒屋の大将。レース後の競輪場の夕焼け、ぬるくなったビール。肯定するでも否定するでもなく、ただ風景に身を委ねるように綴られた歌詞。 今までにもあった作詞スタイルではあるが、今作ではそれがよりくっきりと明瞭になった。それは本人がインタビューや旅エッセイでも繰り返し発言していた、「喋り声にすでにその人の歌がある」という考えが録音に影響を及ぼしたからだろうか。削ぎ落とされ、フラットになった歌声が歌詞の世界を余すことなく伝えてくれる。 カバージャケットに使われている真っ赤な営業中の旗は、前野撮影による1枚の写真だ。「営業中」という言葉に込めた思いはいかに。小さな小さな歌が13曲。耳を澄ますと街が広がる。帯には「日常を抱きしめるために歌があってもいい」という一文が記されている。 ・トラックリスト: 1.寝ながらメガネ 2.言葉たちよ 3.マイ・フォーション 4.ながた屋の大将 5.スウェットにサンダル 6.いのちのよろこび 7.ニュースはゴメン! 8.バス停のにのうで 9.サルスベリの花 10.さよならは言わない 11.朝霞台 12.営業中 13.温泉町の恋 ・アーティストプロフィール: 前野健太 シンガーソングライター、俳優、エッセイスト。 1979年2月6日生まれ、埼玉県入間市出身。2007年『ロマンスカー』によりデビュー。ライヴ活動を精力的に行い、「FUJI ROCK FESTIVAL」「SUMMER SONIC」など音楽フェスへの出演を重ねる。 俳優活動においては、主演映画『ライブテープ』が第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞を受賞。NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』他、TVドラマ、CM、映画、舞台に出演。 エッセイ集『百年後』を刊行するなど、文筆活動にもファンが多く、集英社imidas webでは旅エッセイ「前野健太のガラケー旅日記」を連載中。他アーティストへの楽曲・歌詞提供も積極的に行う。 2022年4月、4年ぶりとなるオリジナルアルバム『ワイチャイ』をリリース。いまだにサブスク解禁をせず、歌の新たな広がりにトライした、意欲作。2023年7月公開の映画『セフレの品格』では主題歌を担当し、新曲「あぁ•••」を発表。年末に行った武蔵野公会堂でのワンマンライブは即完売・大好評で幕を閉じた。 2024年7月31日には8thアルバム『営業中』のリリースが決定。8月には前野健太が考案した、歌に特化したフェス「世界歌自慢大会」を、東京・昭島市民会館で初開催。話題を呼びすでに完売となっている。 https://maenokenta.com

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