絵本のテーマは「たね」。といっても科学的な図鑑ではなく、生きているのか死んでいるのか分からない一粒のたねが、ある時、芽を出し、成長をはじめる。その神秘的な力について考察した内容。ポップアップ形式(「たねとは何か」)、アコーデオン形式(「たねの旅」)、絵本形式(「たねと女性」)、折りたたみ形式(「たねと宇宙」)の4つの章が一冊の本の中に綴じ込まれた、画期的な造本とデザイン。シルクスクリーン印刷によるハンドメイドの素朴な味わい。先住民族のワルリ画アーティスト、ワイエダ兄弟による緻密で美しい絵。インドのタラブックス発行、日本のタムラ堂が発売。
日本語デザイン セキユリヲ+守屋史世
27cm×27cm/上製/46ページ
ケース入り シリアルナンバー付
初版2000部
<お知らせ>
NHKAsia Insight(英語版) という番組で、tara books のドキュメンタリー(30分弱)が放映されました。タイトルは、「A Heritage Handed Down in Picture Books: India」です。
Asia Insightの以下の番組ホームページからは一年間オンデマンドで見られます。(「たね」も紹介されています)
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/2022418/