<CD>月の下の人工楽園:ライヴ1981(The Artificial Paradise Under The Moon: Live 1981) / グランギニョル (Gran Guignor)
3,520円
東京のアンダーグラウンド・シーンで異彩を放った総合パフォーマンス集団「グランギニョル」のライヴ音源がついに正規リリース。バンド解散直前期である1981年2月13日に渋谷「屋根裏」で行われたライヴ音源が最新デジタル・リマスター復刻。結成当初は白塗りでショッキングなパフォーマンスを繰り返してしていた彼らだったが、通算50回を超えるライヴを繰り返すうち徐々にポップな路線へとテイストを変えていった。この音源は彼らがもっともポップだった最晩期のステージであり、唯一のアルバムの持ち味をパワフルに拡張した仕上がりになっている。当時のライヴで人気がありながらスタジオ・レコーディングされることのなかったアルバム未収録曲も収録。機材やヴィジュアルまで総合的にコーディネートされた圧巻のレコーディング。
各曲の歌詞、写真、メンバーによる当時の回想など資料的な情報も追加し、完全限定300枚プレスでのリリース。
・トラックリスト:
01. グランギニョル・イントロダクション / Gran Guignor Introduction
02. バクテリア・マーチ / Bacteria March
03. スパイラル・ナイト / Spiral Night
04. 赤い靴 / Akai Kutsu
05. エドワルダ / Edwarda
06. ダンス / Dance
07. チック / Tic
08. (ブランク) / (blank)
09. ボディ・ラブ / Body Love
10. シノ / Sino
11. ラスト・キャナリィ / Last Canary
12. ベビー・フェイス / Baby Face
13. エレファント / Elephant
・アーティストプロフィール:
美大の学友だった四方葦人と角田大龍(角享介)らによって1974年に結成された総合アート集団「人体実験社」は、シアトリカルなパフォーマンスを行っていたが、しだいに楽器パートのメンバーが加入しだし、1977年には「グランギニョル」としてバンド活動を開始した。何度かのメンバーチェンジの後、四方葦人(Vo.)、角田大龍 / 角享介(Key.)、戸塚弘道(G.)、望月隆志(B.)、小松博吉(Dr.)、長嶌宏(Sax)のラインナップとなる。グランギニョルは1977年から1981年のあいだに通算50回以上のライヴが記録されており、白塗りのアングラ・テイストのグロテスクなステージからしだいにポップな路線へとスタイルを変えながら1981年に解散した。彼らが唯一残したアルバムは後期の録音であり、そのためかなりポップなテイストの仕上がりになったと言われている。