東京綜合写真専門学校の創設者であり写真批評家として活躍した重森弘淹によって19734年創刊された批評誌『写真批評』。批評の場の再構築を目指す復刊第2号。特集は、写真について語ること。
<目次より抜粋>
編集長 深川雅文による巻頭言「君は、自転車で走るパンダを見たか?」。
インタビュー & ワークス ルーカス・ブレイロック /聞き手=北桂樹。
特集「写真について語ること」では、「批評家、清水穣に聞く、“写真” 何について語るのか」 清水穣 × 深川雅文・河島えみ・北桂樹。「写真家、土田ヒロミと伊奈英次に聞く、変化する写真の世界、どう対応するのか?」土田ヒロミ× 伊奈英次。「邦訳論文 鏡と窓― 1960年以降のアメリカ写真」(1978年ジョン・シャーカフスキー(訳=河島えみ)。「「鏡と窓」解題 」中川裕美、「明快な間違いはあいまいな真実よりも教育的なものとなるだろう。」とジョン・シャーカフスキーは言った。を掲載。
他にリレーコラム「重森弘淹先生との出会い」柴田敏雄、新企画「ポケット写真批評」に加え書評・展評・エッセイなどを掲載。