工作舎初代編集長 松岡正剛が『遊』時代に綴った編集術を一冊に凝縮。編集とは世界と向き合うことである。そこには方法の発見があり、関係の発見がある。2024年8月に逝去した工作舎初代編集長 松岡正剛が、『遊』時代に綴った編集エッセイを緊急追悼出版。
[目次]
遊学する編集
エディトリアル・マニフェスト
H芸からE闘争へ/マントラの出現/類と例/埒の内と外/書物と本物/間と対/見当と見分/プリヘンジョン/間違い/顔と背中/見返り美人/目次読書法/本文組/声字実相/両観音/ナリユキ/ルビとフリガナ/ルビズム宣言/文字の宇宙/立ち読みと奥付/頁と丁合/本日の本/本の神殿/本と帝王学
初めて『遊』を読む人のために—「別の仕事」との関係から
場所と地図/自転車の乗り方/命名はお気に召すまま/暴走族/何が似ているか/気配の存在学/不等式の使用/「私」を消す方法/彼の噂/洒落/聖自然学/ページの中の時計/別の仕事/歴史と感覚/アジアを少々/遊撃性/アマチュアのためのゲーム/この仕事
編集者あとがき—「遊線放送局」より