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<文庫>ヤンキーと地元――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち / 打越正行

990円

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生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、一人の若者。その出会いを原点に、沖縄の若者たちをめぐる調査は始まった。暴走族のパシリとなり、建設現場で一緒に働き、キャバクラに行く。建設業や性風俗業、ヤミ仕事で働く若者たちの話を聞き、ときに聞いてもらう。彼らとつき合う10年超の調査から、苛酷な社会の姿が見えてくる。補論を付した、増補文庫版。解説:岸政彦 【目次】 はじめに     第一章 暴走族少年らとの出会い   1 広島から沖縄へ     2 拓哉との出会い     3 警官とやり合う     第二章 地元の建設会社   1 裕太たちとの出会い     2 沖組という建設会社     3 沖組での仕事     4 週末の過ごし方     5 沖組を辞めていった若者たち     6 沖組という場所と、しーじゃとうっとぅ     第三章 性風俗店を経営する   1 セクキャバ「ルアン」と真奈     2 「何してでも、自分で稼げよ」 ―― 洋介の生活史     3 風俗業の世界へ     4 「足元を見る」ということ     5 風俗経営をぬける     6 性風俗店の経営と地元つながり     第四章 地元を見切る   1 地元を見切って内地へ ―― 勝也の生活史     2 鳶になる     3 和香との結婚、そして別れ     4 キャバクラ通い     5 地元のしーじゃとうっとぅ     6 キセツとヤミ仕事     7  鳶を辞め、内地へ     第五章 アジトの仲間、そして家族   1 家出からアジトへ ―― 良夫の生活史     2 「自分、親いないんっすよ」 ―― 良哉の生活史     3 夜から昼へ ―― サキとエミの生活史     おわりに     あとがき     補論 パシリとしての生きざまに学ぶ ―― その後の『ヤンキーと地元』   1 パシリとして生きる     2 パシリとしての参与観察     3 フィールドへ     解説 打越正行という希望  岸政彦 

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