1970年に誕生し、日本のフェミニズムに多大な影響を与えたウーマンリブ。とりわけその「旗手」として知られる田中美津の遺した言葉は、記念碑的名著『いのちの女たちへ』をはじめ、世代を超えていまなお私たちの心を揺さぶってやまない。本特集ではその活動の軌跡を辿り思想の全貌に迫るとともに、日本のリブの多彩なありようを描き出す。
目次
【論考・エッセイ】
上野千鶴子/江原由美子/大畑凛/海妻径子/菊地夏野/杉浦郁子/鈴木彩加/住本麻子/鶴田桃エ/内藤千珠子/信田さよ子/橋迫瑞穂/水無田気流/村上潔/森岡正博/柳原恵/米津知子/リブ新宿センター資料保存会/脇坂真弥
【連載】
山下祐介/山口尚
【研究手帖】
佐々木晃也