痴女や女装子など旧来のジェンダー観を揺るがすAVでその地位を獲得し、文筆家としても活躍する二村ヒトシが、古今東西の映画から愛と性の問題を炙り出すエッセイ。これからのフェミニズムって?「普通のセックス」とは?差別するってどういうこと?「いい変態」って?セックスしないのが純愛?
<メインで言及される映画>
男女残酷物語 サソリ決戦/毛皮のヴィーナス/オアシス/パトリシア・ハイスミスに恋して/キャロル/紙の月/海街diary /卍/大いなる自由/ニンフォマニアック/オキナワより愛を込めて/ナミビアの砂漠/花束みたいな恋をした