毎日食べるごはんのように、今日を味わいながら、この世界を生きていく。神戸に暮らす料理家・文筆家である高山なおみ日記エッセイが新装リニューアル。2016年に神戸へ拠点を移して6度目の夏から冬、2021年7月から12月の日記を収録。この頃は神戸新聞の連載がはじまり、神戸での暮らしを特集したテレビ番組がNHKで放送され、大きな話題となった時期。高山さんが撮影した写真のアルバムと、日々の暮らしから生まれた「おまけレシピ」、書き下ろしエッセイ“「日々ごはん」と私”を収録。巻末には、詩人・最果タヒが「誰かの生活と私」を寄稿。