「僕はずっと建築家として生きている」他人の家を建てるのではなく、生活の喜びを与える芸術、自分が生きるための空間をつくりだしてきた。建てない建築家、坂口恭平の原点にして初の建築探訪記。インド、ヨーロッパ、アメリカ。7ヶ国の旅、14組の建築家を訪ねる。
目次
はじめに
バウハウスという生命体
インドと融合するコルビュジエ
バルセロナ・モデルニスモという土壌
都市の治療としての建築
死ぬまでライトは格闘を続ける
ロサンゼルスで「家」について考えた
ポルトの街、二人の建築家、石の家
「まがいもの」の建築家
建築で蘇生した街、ビルバオ
コルビュジエの建築を求めて、フランス縦断の旅
コラム
・原点
・僕の家