






※表紙4種ありますが、選べません
1996年、小学校のとあるクラスが埋めたタイムカプセル。それは27年の時を経て、2023年に掘り起こされた。長い年月の間、泥や雨水にさらされてきたその中身は、それぞれ異なる変化を遂げていた。朽ち果て、形を失ったものもあれば、ほとんど元のまま残っていたものもある。時の流れが刻んだ痕跡は、単なる劣化ではなく何とも言えない美さを放つ。過去の記憶を呼び起こすことに留まらず物体としての儚い美さがそこにあった。タイムカプセルに入っていたものの写真、掘り起こすまでの対話を収録。