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自然に帰れ / アドルフ・ユスト、訳:寒川鼠骨

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土に還れ、空気に親しめ、光線を浴びよ、天然食につけ……すべからく生活を天然自然に帰せ。1896年、独ブラウンシュヴァイクで世に出た「養生訓」。霊長類たる人間ほんらいの衣食住を説く。翻訳は正岡子規に師事した俳人・寒川鼠骨の名調子で贈る指針となる本 アドルフ・ユスト Adolf Just 1859年、独リュホルストに生まれる。ライプツィヒで書店員となり、82年にグラフ書店に移る。やがて神経症をわずらい、独学で「自然療法」を試みるも治癒せず、天然に帰依することでようやく完治する。この経験をもとに、96年『自然に帰れ』をグラフ書店から上梓し、ハルツ山地に天然生活の道場「ユングボーン(若返りの泉)」を開く。作家カフカなど多くの同時代人の自然治癒を助け、1936年没す、寿77。『自然に帰れ』はドイツ国内で12版・50,000部に達し、各国で読まれ、中村天風が講演で引用し、インドではガンジーの思想に影響を与えた。 寒川鼠骨〈さむかわ・そこつ〉俳人。本名・陽光(あきみつ)。1875年(明治8)愛媛・松山に生まれる。第三高校(現・京都大学)在学中、河東碧梧桐とともに正岡子規を見舞う。97年(明治30)大阪朝日新聞社に入社するも、子規のすすめで、翌年「日本」に転ず。子規の死後、子規の作品・著述を編み、東京・根岸の「子規庵」保存につとめる。1914年(大正3)から『日本及日本人』編集にあたる。54年(昭和29)没す、寿79。著書に『正岡子規の世界』『其角研究』など。

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