
浄土複合ライティング・スクール6期生による論集『コンポジット』創刊。アートや映画、文学に絵本までジャンルを横断する論稿群に加え、インタビューや座談会、対談、ブックガイド、クロスレビューなどを含む充実の一冊。
目次
[インタビュー&レクチャー]
言葉を越境させる
山本浩貴(いぬのせなか座)
社会とのはざまで——本を生み出すために
qp
本を作り続けていくために
髙松夕佳
[特集]モノの生命
ピュシスに触れる——毛利悠子「ピュシスについて」
今井花
記憶の観測、そのさきに——林勇気の近作から
各務文歌
対談:非生命の運動、あるいは映像の余白に
足利大輔×小林入
虚構と運動——『悪は存在しない』におけるショットについて
足利大輔
もうひとつの人生の幸福——劇場アニメ『ルックバック』
小林入
修復は可能か——京都府立図書館の鳳凰孔雀図の修復をめぐって
堀奈津子
ブックガイド
[小特集]接触とコミュニケーション
座談会:書くことで探る、私たちの世界
高木翔子×水島素魚×細尾真奈美
ネクスト・ジェネレーション・ヒッピー——太田ステファニー歓人『みどりいせき』
高木翔子
触れることと身体——「Body Buddy Baby」展
水島素魚
まわり道の豊かさ——「バムとケロ」シリーズ
細尾真奈美
感性がつなぐアートと政治——フォレンジック・アーキテクチャー
松井里菜
[クロスレビュー]