
スリーマイルアイランドの原発事故以前に原発反対を唱えて線路に座り込み運動をしたアメリカの詩人ギンズバーグ。プルトニウムへの鎮魂歌、全体主義への警鐘……。ギンズバーグの詩を通して政治を考える。著者訳によるギンズバーグの詩を5編収録し、また北井晴彦の写真、Painter Kuroのアート作品も掲載。
目次
はじめに
1 ギンズバーグの警鐘は
2 プルトニウムへの鎮魂歌
3 ギンズバーグがCIAの裏資金とブッシュを批判する
4 東南アジア史を知らされず、現代のアジアを知らない日本人
5 全体主義への警鐘
ヤリタミサコのあとがき
参考文献